【重要】最新データの取得について
いつもTwoucanをご利用くださり、ありがとうございます。
本日8月24日早朝に、運営に使用している v1.1 Twitter API の利用ができなくなりました。X-DAY(無料API枠が完全に停止する日)が、ついに今日やってきたことになります。
X-DAYについては、前回のエントリをご参照頂ければと思いますが、今後はTwoucanのデータ更新は下記のようになります。
■ 最新データの流入が著しく減少します
X-DAY前日で、約15,000件/日のツイートがデータとして登録されていましたが、これが限りなくゼロになります。v2のAPIを一部利用し、多少のデータ取得は試みますが、BASICプランを利用するため、どんなに多くても約300件/日程度のデータ流入にとどまると思います。
■ トレンドが機能しなくなります
前述のとおり、大幅なデータ減少となるため、デイリートレンド・Vtuberトレンドは実質機能しなくなります。
ただし、表示可能(検索可能)ツイート数:約5,500万件に対し、取得はしたものの分析の完了していない過去ツイートが約3,200万件存在します。しばらくは、このデータを数万件/日のペースで分析していきますので、Twoucan全体の表示可能データは今後も増加していきます。
また、現在はトップページや人気・注目の一覧は最新のデータを優先した表示になっていますが、これも順次改めていくつもりです。
思えば、前回のエントリから、Twitterやそれを取り巻く状況は目まぐるしく変化していきました。おなじみの青い鳥はどこかへ行ってしまい、名称もXとなり、「Tweet」も「Post」に変わり…まだまだ予期しない変化が、待ち受けているような気がします。
少なくとも、Twitter(あえてXの名称は使わないでおきます)を利用する多くのユーザーが存在し、Twoucanのようなサービスが少しでも必要とされている限りは、サービスとしてはまだ存続をさせて行きたいと思います(たとえそれが限りなく低い可能性だとしても)。未来はまだわかりません。
今後とも、Twoucanをよろしくお願いいたします。
【重要】Twoucanの今後について
いつもTwoucanをご利用くださり、ありがとうございます。
先日3月30日に、Twitter API有料化の詳細が発表されました。
Twoucan のTwitterアカウント上で表明しているように、API有料化実施後も可能な限り、サービスを継続する方向で調整していますが、現在使用できる無料API枠が完全に停止する日(以下、X-DAYと呼びます)以降の見通しについて、事前にお知らせをいたします。
まず、最初にお伝えしなければならないのは、
X-DAY以降、現段階のサービス内容をそのまますべて提供することは困難
ということです。月100ドルのBasicプランでは、Read(データ読み込み)が10,000ツイート/月 という非常に少ない数に制限されており、この制限の中では現行のTwoucanを稼働することは、ほぼ不可能です。
(X-DAY以前のv2 APIでは、無料で200万ツイート/月を読み込むことが可能です)
Basicプランでの実現が難しいのであれば、その上の有料プランを検討すべきですが、Basicの上位プランのEnterpriseは、最低でも月42,000ドル(約560万円)とたいへん高額で、とても支払うことができません。
現状、残された選択肢は、
- Basicプランを複数契約する
- NTTデータの提供する「なずき Twitterデータ提供サービス」を契約する
この2つになりますが、1ではBasicプランの読み込み数では圧倒的に足りず、たとえ10本束ねたとしても月10万ツイートでは、サービスとして提供する情報を有用なものとすることができません。また2では、ある程度のツイート量は確保することはできますが、現状Twoucanが利用しているものと同等のAPIが用意されておらず、そのままでは必要な情報を取得することが難しい状況です。
まだ、我々開発運営側の工夫でなんとかならないかを検討中ですが、発表の30日後にやってくる可能性の高いX-DAYまでには、とても間に合いません。
現段階では、(ツイートを月10万件単位で読み込むことができる、月数万〜数万円のプランの新設など)Twitter社が大きく方針を変更しない限り、X-DAY以降はTwoucanのデータ更新は停止いたします。
大変残念ではありますが…Twitterという存在ありきで稼働しているサービスですから、Twitter社に道を塞がれてしまったのであれば、それに従うほかありません。
残された時間は多くありません。しかし、Twoucanは我々が4年ものあいだ手掛けてきたサービスです。存続の可能性がゼロではない限り、模索をしていきたいと考えています。
そしてX-DAY以降、データの更新を停止しても、サービス自体の閉鎖はいたしません。Twoucanには少なくとも4年以上にわたるデータの蓄積がありますし、これを多くの方に引き続き見ていただくことは、価値があると考えています。日々のトレンドを追いかけることはできなくなりますが、検索や各ページの閲覧に関しては、引き続き維持していくつもりです。
X-DAYを迎えた際には、また詳細をお知らせいたします。
今後とも、Twoucanをよろしくお願いいたします。
画像生成AIによる作品の扱いについて
ここ最近、Twitterにていわゆる「画像生成AI」によるイラスト作品(以下、「AIイラスト」と呼びます)が多数投稿されてきています。Twoucanにももちろん、こうした作品が掲載対象として流れてきています。
Twoucanにて掲載をするイラスト作品は「自身の手を動かして作画した、自作のもの」を前提としていますが、近年の創作ツールの進化もあって、イラストの製作手段も多種多様になってきました。ゆえに(たとえばモデリングされた3DCGのように)「手を使って描く」手法でなくとも、作者に一定のクリエイティビティが発揮されていれば、イラスト作品として掲載することにしています。
そんな中、AIイラストについては、判断が難しいところではありますが…現状では「呪文」と称されるテキストベースのプロンプトによる作画が主であることから、クリエイティビティは低いと考えます。ゆえに現時点ではAIイラストはTwoucanの掲載対象外とすることにしました。
それにしても画像生成AIの進化はすさまじいものがあり、特にStableDiffusionのソースが公開されてからは、学習データを差し替えた様々なバージョンが登場し、進化のスピードが加速している気がします。
このスピード感のなかでは、使う側の意識・モラルもなかなか追いついていないでしょうか。ここでは割愛しますが、画像生成AIを取り巻く諸問題が、次々とあらわになっています。実際、この記事を書いている最中にも「Novel AI」が登場して、記事の内容を少し変更しました。
さて、TwitterからTwoucanに入ってきている主な「AIイラスト」関係のタグは以下のようなものがあります。これらのタグを含むツイートを、一律NG(表示にしないよう)にしています。
(具体的にどんな画像が流れているのかを確認してもらうために、Twitterの画像検索にリンクを貼ってあります)
■ 一般的なタグ
■ ツールのタグ
- #dalle
- #midjourney
- #StableDiffusion
- #WaifuDiffusion
- #NovelAIDiffusion
- #NovelAI
- #DiscoDiffusion
- #TrinArt
- #dreambyWOMBO
- #お絵描きばりぐっとくん
- #AIピカソ
こうしたタグ・キャプションによる機械的な判断を含め、ある程度はテクノロジーを駆使して、AIイラストの除外を試みてはいますが…判断のつかないところは人間の目視で行っています。しかしNovelAIについては、人間が描いたものと遜色のない出来栄えで、タグがついてなければ見分けることが困難で苦労していますが…。
(とはいえ、NovelAI生成の画像を数多く見るうちに、NovelAIっぽい絵の判別ができるようになってきた気がするので、人間の能力もまだまだ捨てたもんじゃないのかしら)
このように、AIイラストについては基本的には除外するものの、考慮しないといけないのはAIイラストを参考にして絵を描いたり、素材として利用する行為です。これは例えば背景に写真素材を利用したり、デッサン人形をポーズ参考にしたり…といった行為と同じなので、そうした作品は許容すべきであると考えます。しかし、何をどこまで利用しているのか…というのは機械的アルゴリズムでの判別はもちろん、目視であっても難しいところです。
前述のような理由から、完璧には行なえませんが、AIイラストについての基本的な掲載ガイドラインは、以下になります。
- ✕ 画像生成AIの出力をそのまま作品としたもの
- △ 画像生成AIの出力に加筆したもの
(加筆の程度によるが、Twitterのキャプションで程度を判断することは難しいため、基本は掲載) - ◯ 画像生成AIの出力を参考(構図やキャラクターデザイン等)にして、
新たに作画したもの
現状ではこれがベターかなと考えています。しかし、ベストかどうかはわかりません。
AIは便利なツールではありますし、今後もいろいろと進化をしていくことは間違いないでしょう。ただTwoucanでは「自身が手を動かして作った」イラスト作品の紹介を基本としていきたいと考えているので、その理念をベースに、いったん線を引かせてもらいました。
おまけ
以前より絵を描かれていた方々も、AIに関しては賛否両論含め思うところがいろいろあるでしょうが、最近こんなタグが上がってきています。
人間とAIが共存するための模索は、まだまだ続きそうです。
4周年を迎えました!
こちらのブログも、すっかり更新が滞ってしまって申し訳ありません。
Twoucanのサービス自体は日々改良を加えているのですが、そちらの作業にけっこう手を取られてしまい、細かなお知らせを書くところまで手が回っていませんでした。
反省しつつ、これからはこまめに書くようにしていこうと思います。
さて…
Twoucanは10月4日で4周年を迎えました!
時の経つのは本当に早いです。サービス開始以来、大規模な宣伝活動をせずにマイペースでやっていますが、おかげさまで利用者も徐々に増えています。と同時に、膨大に増えていくTwitterの情報をいかに整理していくかに追われっぱなしです。
データの整理も含め、日々のメンテナンス以外はなかなか追いついておらず、新しい動きなどもなかなか作れずにいるのですが…5周年までのこの1年こそは、新しいものを出していければと考えております。
Androidだけでなく、iOSアプリもそうですし、またTwitterのユーザー自身が、Twoucanにもっと積極的に自身の作品をフィードできるような仕組みも準備中です。歩みは遅くて恐縮なのですが、気長に待っていて頂けるとうれしいです。
あいかわらず手は足りていませんので、人材は絶賛募集中です。
現在は運営スタッフの募集のみを出しておりますが、エンジニアも直近で募集を出す予定があります、また改めてお知らせしますが、ご興味がある方はぜひ。
【新機能】VTuberトレンド・注目のVTuberファンアートをリリース!
前回のブログ更新から2日しか経過していませんが、予告していたVTuber関連機能をリリースしました!
新機能はおもに以下の2つです。
VTuberのファンアートタグを1週間ぶん集計し、ランキングにしてあります。これにより、ファンアートの観点から盛り上がったVTuberが可視化できます。
ファンアートの数を見ることで、ユーザー参加の盛り上がり度合いがわかります。
多くの場合、直近で配信やイベントがあったり、Twitterフォロワー数やチャンネル登録者数がキリ番を迎えたり、またVTuber自身の誕生日や活動記念日などのときにランキング上がってくるようですね。
ランキングは上位100位まで見ることができます。
Twoucanが補足したデータのうち、VTuberのファンアートタグ含む作品で、かつRTが20以上のものをまとめています。
いろいろなVTuberのファンアートが見たいけれど、個別に検索するのは面倒…スクショなどが混ざってくるのも面倒…といった方はぜひ利用してみてください。
過去データは1ヶ月ぶん、さかのぼることができます。
■ トップページ
いずれの機能もメニューから飛ぶことができますが、トップページからダイジェストとリンクがあります。
赤枠のところにそれぞれダイジェストがあります。なおVTuberトレンドのダイジェストは、上位からの順位ではなく、上位から急上昇を半分入れるようにピックアップされたものです。
■ VTuber情報提供のお願い
現時点でVTuberの(ファンアートタグを含む)情報は約600人を登録してあります。都度、新しい情報を追加しているのですが、現在VTuberはメジャーマイナー含め数千人は存在している…と言われており、調査・登録作業が追いついていないというのが正直なところです。
そこで、VTuberのオーナー様やファンのみなさま、自薦・他薦を問いませんので情報の提供をして頂きたいのです。
下記にGoogleフォームを利用した登録フォームを用意してあります。
必要情報はそれほど多くありませんので、ぜひお気軽にお寄せ頂けましたらと思います。よろしくお願いいたします。
1周年を迎えました!
お恥ずかしながらブログもだいぶ放置してしまいました。前回記事のエイプリールフールからすでに半年。時代は令和になってしまいましたが、日々機能の拡張を続けております。
地味な作業ではありますが、Twitter上での対象データの拡大や、データ判定精度の向上など…着実に歩みを進めているつもりです。
そんなこんなで、2019/10/04に1周年を迎えることができました! いつもご利用頂いている皆様に感謝いたします。ありがとうございます!
さて、現在Twoucanでは、まずはサービスの質を充実させることを第一に注力し、ほとんど広報・宣伝活動を行っていません。
外部のリーチはTwitterアカウントとTINAMIが主だったのですが、Googleをはじめとした検索エンジンや、Pinterestのリーチが徐々に増えてきています。おかげさまで、今のところトラフィックも右肩上がりで推移しています。
その反面、検索エンジンからの流入がまだまだ多く、ユーザーあたりのセッション数、直帰率などはまだまだ満足のいく数字ではありません。
ユーザーが気になるキーワードで検索し、そこからTwoucanにたどり着く率は高いものの、Twoucan自体を認知して直接利用していく…という流れはまだできていないのでしょう。Twitterで「Twoucan」というサービス名で検索をかけてもほとんどヒットしませんし、そういう意味ではまだまだ認知度が低いといえます。
広報・宣伝活動をしていないのですから当然のことですね。
むしろ、それらをまったくしていないにも関わらず、検索トラフィックのみでこれだけユーザーが増えるというのはむしろ驚きです。
ともあれ、もっと多くの方に使って頂くために、認知度を上げていく施策も徐々にはじめていこうと思います。
その前に、機能面での大きなリリースを2つほど行う予定です。
ひとつは、いま一大ムーブメントになっている「バーチャルYouTuber(VTuber)」に関するコンテンツです。VTuberはTwitterと親和性が高く、主にユーザーからのリアクションをTwitterのハッシュタグを利用して受け付けています。また、VTuberはメジャーからマイナーまで、数千体はあると言われていて、この「界隈」を把握するのには困難を伴います。
TwoucanではこうしたVTuberについて、「ファンアート」を切り口にして、今流行っているキャラや事象などを、可視化していければと思っております。
こちらは最終調整段階で、今月中にはリリースの予定です。
もうひとつは、スマートフォンアプリです。
Twoucanの利用は、スマートフォンユーザーが約7割を占めています。専用アプリを用意することで、より多くの方にサービスを便利に使って頂けるようになります。
こちらもプロトタイプは稼働しており、1〜2ヶ月以内にはリリースできるのではないかと思います。
このあたりをリリースしつつ、広報・宣伝活動も少しずつやっていく予定です。
他にも、さまざまな構想がありますが…なにぶん人手が足りていませんので、人材を募集中です。
現在は運営スタッフの募集のみを出しておりますが、エンジニアも直近で募集を出す予定ですので、ご興味がある方はぜひとも。
また近々、新機能リリースの際はお知らせいたしますね。
2年目に突入したTwoucanも、引き続きよろしくお願いいたします!
※エイプリールフール企画は終了しました
Twoucanをご利用頂きありがとうございます。
本日0時にお知らせしたリニューアルおよびサービス名変更はエイプリルフール企画でした。猫画像のリリースに対し「みんな見たいからそのままでいいんじゃない?」というご意見を頂き心苦しいのですが、エイプリールフール企画につき、22:30にて終了をいたしました。猫画像のページも見れなくなります。
2019/04/01のエイプリルフールはこれにて終了です。みなさま、お付き合いくださりありがとうございました。
引き続きTwoucanをよろしくお願いいたします。
↓↓↓以下、0時時点の元記事です↓↓↓
リニューアルおよびサービス名変更のお知らせ
突然ですが、Twoucanは本日4/1よりリニューアルをいたしました。
今までは、Twitter上の「イラスト・マンガ・コスプレ・モデル」作品をピックアップし、トレンドをお知らせしていましたが、これらの作品はメインストリームではなくなります。
そんなわけで、メインとして扱うのは
猫(ネコ)
になります。
サービス開設から約半年、我々はイラスト・マンガ・コスプレ・モデル作品の抽出に寝る間も惜しんで心血を注いでまいりました。しかし、いくら技術的な課題を克服しても、すりぬけて来てしまう、ある画像がありました。それが…
猫(ネコ)
です。Twoucanのサービス開発は、文字通りこの 猫との戦い であった。そう言っても過言ではありません。
しかしながら…この猫画像と戦い続けるうち、我々は気づきました。これだけたくさん出てくる猫画像。もしかして、実はみんな…
猫が大好きなんじゃないの?
その事実に気づいたとき、我々スタッフの中で新たなサービスの方針転換が決定してしまったのです。
というわけで、本日より、Twoucanは
Twitter上の猫(ネコ)写真と、そのトレンドがわかるサービス
とリニューアルします。イラスト・マンガ・コスプレ・モデルも見ることはできますが、あくまでオマケとなります。
また、それに伴い、サービス名も
Twounyan(とぅ〜にゃん)
に変更させて頂きます。
この世に猫が嫌いな人なんて存在しません。広大なTwitter空間に広がる、ありとあらゆる無数の猫画像で、ぜひとも癒やされてください。
今後とも Twounyan(とぅ〜にゃん)をよろしくお願いいたします。