【重要】Twoucanの今後について
いつもTwoucanをご利用くださり、ありがとうございます。
先日3月30日に、Twitter API有料化の詳細が発表されました。
Twoucan のTwitterアカウント上で表明しているように、API有料化実施後も可能な限り、サービスを継続する方向で調整していますが、現在使用できる無料API枠が完全に停止する日(以下、X-DAYと呼びます)以降の見通しについて、事前にお知らせをいたします。
まず、最初にお伝えしなければならないのは、
X-DAY以降、現段階のサービス内容をそのまますべて提供することは困難
ということです。月100ドルのBasicプランでは、Read(データ読み込み)が10,000ツイート/月 という非常に少ない数に制限されており、この制限の中では現行のTwoucanを稼働することは、ほぼ不可能です。
(X-DAY以前のv2 APIでは、無料で200万ツイート/月を読み込むことが可能です)
Basicプランでの実現が難しいのであれば、その上の有料プランを検討すべきですが、Basicの上位プランのEnterpriseは、最低でも月42,000ドル(約560万円)とたいへん高額で、とても支払うことができません。
現状、残された選択肢は、
- Basicプランを複数契約する
- NTTデータの提供する「なずき Twitterデータ提供サービス」を契約する
この2つになりますが、1ではBasicプランの読み込み数では圧倒的に足りず、たとえ10本束ねたとしても月10万ツイートでは、サービスとして提供する情報を有用なものとすることができません。また2では、ある程度のツイート量は確保することはできますが、現状Twoucanが利用しているものと同等のAPIが用意されておらず、そのままでは必要な情報を取得することが難しい状況です。
まだ、我々開発運営側の工夫でなんとかならないかを検討中ですが、発表の30日後にやってくる可能性の高いX-DAYまでには、とても間に合いません。
現段階では、(ツイートを月10万件単位で読み込むことができる、月数万〜数万円のプランの新設など)Twitter社が大きく方針を変更しない限り、X-DAY以降はTwoucanのデータ更新は停止いたします。
大変残念ではありますが…Twitterという存在ありきで稼働しているサービスですから、Twitter社に道を塞がれてしまったのであれば、それに従うほかありません。
残された時間は多くありません。しかし、Twoucanは我々が4年ものあいだ手掛けてきたサービスです。存続の可能性がゼロではない限り、模索をしていきたいと考えています。
そしてX-DAY以降、データの更新を停止しても、サービス自体の閉鎖はいたしません。Twoucanには少なくとも4年以上にわたるデータの蓄積がありますし、これを多くの方に引き続き見ていただくことは、価値があると考えています。日々のトレンドを追いかけることはできなくなりますが、検索や各ページの閲覧に関しては、引き続き維持していくつもりです。
X-DAYを迎えた際には、また詳細をお知らせいたします。
今後とも、Twoucanをよろしくお願いいたします。